全国グアム島戦友会

 


第40回 総会報告

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平成19年4月1日

1 平成18年度 活動の報告
 

(1)第39回総会

 第39回 総会は、グアム・テニヤン合同墓碑 墓参と共に、平成18年4月2日(日)〜3日(月)、会場 KKRホテル名古屋 にて開催されました。

(2) 慰霊巡拝2006を実施

  1. 期間:10月17-21日、(移動日を含む四泊五日)
    第二日目10月18日:Yigo 慰霊祭
    第三日目10月19日:島内慰霊巡拝
    第四日目10月20日:自由行動(グアム大学訪問)
  2. 参加者:
    A.成田(7名)

    1)中嶋寿子、2)小幡秀雄、3)白川恭子、4)川島幸吉、 5)小坂谷正子、6)半澤 ナカ、7)小川東二
    B.大阪(4名)
    1)橘高博子、2)森 ミサ子、3)大森久吉、4)増田 昌
    C.名古屋(3名)
    1)小川二一、2)窪田道子、3)窪田奈央子
    D.新潟(4名)
    1)政治政次、2)政治富士枝、3)高見羌子、4)高見実智己
  3. トッピックス: ジーゴ慰霊祭(10月18日)
    小林 誠 総領事ご夫妻、アプロン大司教、勝野 賢 日本人会会長 、現地在 住一般人4名、ほか関係者、参加。
  4. 「慰霊巡拝2006 旅の栞」を制作。
  5. 「合同慰霊祭」がテーマとして具体化、検討開始。

(3)ホームページ開設

H18/2006年5月、九段会館での幹事会で正式承認、6月から製作開始。9月慰霊巡拝の準備と推進が平行して行われ、あわせ、ページ公開始まりました。

(4)千鳥ヶ渕戦没者墓苑 秋季慰霊祭参加

10月18日、ジーゴでの慰霊祭と重なったが、渡航しなかった会員が 例年通り参加致しました。

2 会長「提言」について
 

(1)合同慰霊祭の件

 昨年H18/2006年の名古屋での第39回総会の時点で「慰霊巡拝」への参加予定者は30名超でした。しかし、最終的に渡航されたのは18名でした。この準備を進める過程で、次回「再来年(H20/2008年)」の慰霊巡拝を、如何にして実現してゆくか、切実な課題が浮上致しました。
今回この総会で、全国グアム島戦友会が、現地での「合同慰霊祭」の「呼びかけ」を決議し、今後の「慰霊巡拝の継続」と「慰霊の継承」の「決意表明」をすることを提案したいと思います。

  1. 歴史
    S42/1967年、今から40年前、ジーゴ平和慰霊公苑における「慰霊塔」の起工式が行われました。加納俊雄副会長のご提供による写真により明らかであります。
    第二次大戦後、遺骨収集から始まった「戦友会」の戦没者への慰霊の誠を捧げる営みは、この起工式に続き、1970年の慰霊塔完成除幕式、S57/1982年 平和寺落成式等々、「日米、仏基(仏教とキリスト教)合同慰霊祭」として盛大に実施されて参りました。
  2. ジーゴの「慰霊塔」と「慰霊祭」
    戦友会は、ジーゴでの「慰霊祭」を執り行い、慰霊塔起工式から数えても40年ですが、慰霊の誠を付くし、その灯を燈し続けてきた唯一の主体であります。
    昨年の「慰霊祭」2006は 現地でも、戦友会の40年間継続されてきた「実績」が高く評価されました。しかし、同時に、“栞”の編集が示す様に記録・資料は散逸の危険にさらされています。
  3. 合同慰霊祭
    今年H19/2007年は ジーゴ慰霊塔の起工式から41年目に当たり、戦友会 第40回総会を機に、全国グアム島戦友会が継続してきた「慰霊祭」を、現地に継承し、「世代間」の慰霊の「継承」を目指し、「第一回合同慰霊祭」の実施を提案するには、今が好機だと考えられます。
  4. 合同慰霊祭のイベント化と観光開発
    また、現地の各方面に戦跡の整備と「観光開発」を呼びかけ、合同慰霊祭に伴うイベントの企画を呼び掛けて行くのは、40年に渡る実績を有する全国グアム島戦友会の責務かも知れません。
    若い世代に、戦没者達の「戦争」体験を、その子や孫の若い世代の彼等自身の将来のためにも、「戦争」を語り継ぎ、戦跡を整備し、真の「戦争」体験を継承出来るよう、「慰霊」の誠を奉ずる営みを継承してゆくのは、全国グアム島戦友会の役割の一つではないでしょうか。
    1)ジーゴでの毎年の「合同慰霊祭」の実施、
    2)恒常的なジーゴへの観光バスルートの開設、
    3)アサン、マンギラオ等も含めた「慰霊施設」の保守・整備、
    4)ガイドブックへの「戦史」と「戦跡」等、解説・資料の掲載、
    5)次世代関係者(若者たち)への、彼等自身の為の「教訓」の継承=参加の勧誘は、若者達の未来のためにも、中長期の「戦没者への慰霊」は継承さるべきでありましょう。
    6)グアム大学、太平洋戦争歴史公園等との「研究」交流、
    7)観光イベントとしての「企画」の「創設」、実施の研究。
    最後に
    8)日本人会等、在留邦人の何らかの形での参加、現地総領事館のご支援・ご指導を含め、日本側並びに、現地関係者間の参加の形態の研究が必要でしょう。
    会場も将来はジーゴを第一会場とし、第二アサン、第三マンギラオ等となるかもしれません。
    この合同慰霊祭は、毎年開催され、戦友会は代表を派遣し、戦友会の会員は、毎年交代しながら、いつでも参加できるようになるでしょう。

(2)会費の改定の件

会員の自然減に伴う、基礎的な組織運営の確保のため、今回の会費の改定には、三つの狙いがあります。
(1)財政基盤の強化、(2)慰霊の継承、(3)会長会務の一部軽減、であります。
具体的に述べます。
当「全国グアム島戦友会」が、背骨が凛とした組織である(原因・)根拠は、「全国グアム島戦友会」名義の「郵便口座」の存在にあり、小幡会長がご自身で開設され、管理されてきたことにあります。本件、具体的には、その強化継承が目的です。

  1. 「会計責任者」
    「会計責任者」を登録することで、口座実務者と会長との事務の分離が可能であることが確認出来ました。「会計代表者(会計責任者)」を選任し、「会長」と口座の感知者とを分離することで、小幡会長の会務を軽減していただくこととし、規約改正も平行して検討致します。
  2. 会員の減少に伴う「会費」の値上げと、新規会員の確保。
    H18/2006年度には、「戦友」会員の方が100名を割り、「遺族・家族」会員が50名に足りない状況となり、最低限の事務・運営費すら賄えない状況になっています。
    思えば、過去の戦友会は、さほど「会費」に依存することなく、「伝統的」に一部会員の「寄付」、「献金」に支えられて活動して来ました。(昨年H18/2006年は、慰霊巡拝に関係しご寄付が¥279,000御座いました。) しかし、ここに来て、会費の値上げは避けられなくなりました。
    会員1名の会費を¥2000/1年とすることを、提案いたします。但し、お爺さんとお孫さんというような、家族で複数の会員が参加される場合は、1名¥1000とし、家族単位で¥2000以上を確保することを目指したいと思います。
  3. 慰霊の継承
    「全国グアム島戦友会」の世代間の慰霊の継承には、具体的な条件は極めて有利です。
    1)グアム島ジーゴには、極めて立派な「慰霊塔」がある。(これはSPMAの事業であり、同時に過去の戦友会会員の寄付と足跡でもあります。)
    また、
    2)「戦友会」は早くから遺族(次世代)の参加を受け入れ、「戦跡めぐり」に協力的で、参加する遺族の「慰霊」の意欲も強く、第34回総会(H13/2001年)からは「遺族への継承」を決議して取り組んでいます。
    さらに、(この戦友と遺族の「慰霊」の取り組みが早くから比較的容易だったのは)、(a)グアムが日本から近く、(b)米国の統治下で「自由」が確保され、(c)関係者にとって激戦地への「慰霊巡拝」が経費的にも政治的にも比較的容易に出来たこと(木村雄次会員の指摘) 等、有利な条件があり、これらの条件は現在もいささかも変化していない。

(3)新規会員の勧誘

戦争体験は、直接・間接・潜在的にも、次世代国民に、継承されてゆく必要があり、戦没者への慰霊は、次世代の若者達の未来と無関係ではなく、歴史の過去として封印されることなく、戦友世代の「慰霊の誠」は、次世代、次々世代へと「継承」され、片務的なものではなく双務的なものとして、継承されてゆくべきもののはずであると考えられます。
物故者も含め「戦友」のお子さんとか、お孫さんに、まず、慰霊巡拝への参加をお勧め頂き、グアムの「戦跡」訪問を通じ、全力で「慰霊の誠」の継承に“意”を使って頂きたいと思います。
時代は進み、既に孫の子の世代、第四世代へと、「次世代」の「環」は広がっており、若者達の関心が過去の「戦争」ではなく、将来の「戦争」に、失業や年金不安等から、将来の「軍隊」や「戦争」への参加に関心が移りつつあると言われています。
「慰霊の誠」の世代間の継承は、時代の進化と共に現実化しており、「戦友」の次世代会員の勧誘は、時間を掛けてでも取り組まれるべく、焦眉の課題でもあるかと思料されます。

以上。



慰霊巡拝2006報告

 
慰霊巡拝2006報告は別ページとなっています。 (←クリック)  



役 員 名 簿

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 第40回総会にて 本年度の役員として、以下の通り提案、承認されました。
役 職 都府県 氏 名 業務担当 備 考
顧 問 京都 芝崎 久也 全般
会 長 千葉 小幡 秀雄 統括
副会長 山梨 加納 俊雄
岐阜 小川 二一
静岡 石川 真澄
徳島 重田 督之 新任
神奈川 前場 喜六 新任
総務部長 神奈川 新川 雅和 総務 全般
事務局長 千葉 小川 東二 事務局 事務・HP
幹 事 東京 保坂 親男  
東京 中島 寿子  
東京 木村 雄次  
山梨 雨宮 徳蔵  
新潟 高見 羌子  
広島 橘高 博子  
宮城 斉藤 林一郎
栃木 関 富次郎
愛媛 永田 茂
監 査 千葉 織田 博



会  則

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第1条 《名称》
本会は「全国グアム島戦友会」と称する。
第2条 《目的》
本会はグアム島戦を戦った戦没者等に対する慰霊の誠をささげ、慰霊巡拝等を行い、併せ、会員相互の親睦を図ることを目的とする。
第3条 《事務所》
本会の事務所は会長宅、もしくは、会長の指名する役員の自宅もしくは事務所等に置く。
第4条 《会員》
本会は、グアム島戦を戦った者、及びその遺族、家族とし、特に目的に賛同する者で関係のある者と会長が認めた者で構成する。
《役員》
本会は、会長と顧問、副会長、若干名、会計責任者(代表者)1名、総務部長1名、事務局長1名、 幹事、若干名、会計監査、を置き会の運営を行う。
第5条 《事業》
1) 総会を年1回、開催する。
2) 『グアム島慰霊巡拝の旅』を、隔年を原則として実施する。
3) 名簿の作成等、適宜行う。
第6条 《役員の選任と任期》
会長は総会において会員の中から選出し、 会長が指名した副会長及び幹事若干名と、会計幹事、会計監査は、総会で承認を受けるものとする。任期は2年間とし、再任を妨げない。
第7条 《入会》
入会は会長への届けを以て会長が承認する。
第8条 《退会》
退会は次の各号の一に該当した時、会長が承認する。
1)会費を3年以上連続未納の者。
2)本会の主旨及び目的に著しく反した行為をした時。
3)会員自身より退会の申し出があり、会長がこれを承認した時。
第9条 《総会》
総会では、役員人事、行事及び会計報告、年間行事予定、並びに会務全般を決定する。開催時期は原則として、4月とする。
第10条 《会費》
1)会費は1ヶ年2,000円とする。ただし、同一家計で世代間継承のため、複数の会員を登録する場合、1人1,000円とする。
2)会費の変更が必要なときは、第11条の決議によるものとする。
3)会計年度は毎年1月1日より12月31日までとする。
第11条 《会則の変更》
本会則の変更は総会に諮り、出席者全員の2/3以上の多数による議決を必要とする。
第12条

《会則の発刊》
本会則は、平成13年1月29日より発効する。
平成18年4月2日一部改正、同日発効。
平成19年4月1日一部改正、同日発効。

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